キャリア20年美容師が1000円カットに転職しました

キャリア20年美容師が1000円カットへ転職しました。日々感じること綴っていきます。

カテゴリー:1000円カットに転職して感じたこと

2014年11月16日

技術日記

毎日ハードな仕事をこなすたびに技術日記のネタが貯まっていきました。

でも考えてみるとこのネタの殆どがいい思いをしたものは少なかった事に気づきました。

お客様を担当していて上手くいかなかったり、先輩から怒られたり、スタッフにずるい人がいて嫌なお客様を自分にまわされたり・・・そんな思いから集められたものでした。

今、9ヶ月が経ちどんなスタイルにも瞬時に判断できるようになりました。

恥をかいたり、悔しい思いをする事は誰でも嫌な事です。しかし結果的にはその事がなかったら今のスムーズな仕事はできていなかったと心から思います。

反対に、嫌な事から逃げ回っていたスタッフはたまに苦手なスタイルに入らなくてはならない時、かなりの苦戦をしていてお客様からの受けも悪く未だに指名が少ない状態です。

辛い思いや勇気を出して行動する事の大切さをつくづく実感しています。ひらめき


2014年10月17日

速い仕事でも雑はだめ!

普通の1000円カットではカットしかしませんが、この会社はパーマもカラーもやります。一見大変そうに思えるのですが、カットしかしないより精神的に煮つまらないように感じました。変化のある仕事の連続は飽きが来ないからです。

同時にここで気づく事は、カットスピードのアップが不可欠なんだという事でした。

カットのスピードを上げるといっても、雑な仕事でいいという事ではないと思うんです。

しかし、店に仕事の速い先輩や店長がおりますが

“これで帰しちゃうの?”というようなスタイルでさっさと終わりにしてしまいます。

これを見ると今まで長いことやってきた美容の技はなんだっただろうか...と思ってしまいます。

この人達が最初は私と同じ気持ちで、それでも月日の経過と共に今の割り切りになったとしたら、私は絶対になりたくないと強く思います。

速い仕事でも、動作の無駄ややり方を工夫すればいいスタイルを誰よりも速く作る事ができると信じています。

先輩たちは何年もいることから面倒臭いお客様を知っていて私にどんどん回してきます。

私は物事は前向きに考えた方がいいと思ってます。

ですから厄介なお客様や難しいスタイルを数多くこなす事ができる事は自分に究極の技術のヒントをもらえるチャンスだと思っているんです。

短時間での仕事の場合、余り手間のかかる質感カットは封印しなければなりません。またこの会社にはカットでやってはいけない決まりがあります。

1.手刈りの禁止(刈り上げはすべてバリカン使用)

2.ショートのカットではダックカール使用禁止(特殊なカットを除く)

私にとって刈り上げをすべてバリカンでやることはかなりのハードルでした。今までバリカンをメインに使ってスタイルをカットする習慣がなく、はさみで刈り上げするのがむしろ大好きだったので目を盗んでははさみで刈り上げをしていました。

しかし、先輩たちはよく見ているもので必ず注意されました。

こうなったらバリカンの達人になるしかないと決心し、ユーチューブの技術動画を片っ端からみるようになりました。

動画を探していて気づいた事は自分の本当に知りたい事がない事でした。

きっと自分が知りたがっている事は他の人も知りたい事だと思ってます。

少しずつこれから紹介できればと思っています。





2014年10月10日

凄い掟その1

この会社に入って驚いた事は低料金を実現させる為の決まり事でした。

普通の美容室であれば美容学校で学んだ常識的理論からさほど外れる事が無い程度で技術が行われますが、ここでは速さと節約を追及した工夫が数多く存在します。その考え方は成る程と思う事もあれば、それはいかがなものかと思えるものもあります。

まずカラーからですが、カップは持って薬を塗布します。

これは、ワゴンを使わなくて済む事と塗布の連続性をあげる為だと思われます。

お客様の大半は白髪染めのリタッチの為、塗布順序のマニュアルにそって塗れば約5分〜10分で終わる事ができます。今までは恐らく20分はかかっていたと思います。

お客様から毛先まで塗って欲しいという要望があっても極力根元のみ塗るように説得することが多くこれは時間と薬の節約のためです。

ヘアマニキュアですが、塗りは変わりませんが根元のみの塗布が原則で、無くなりかけたチューブはシボレーで限界まで絞った後、コームが届く範囲ではさみでチューブを切り、切ったチューブにコームを突っ込んでそこから薬を取って塗ります。

私は最初、お客様の見ている所でこの切ったチューブから薬を取って塗る動作が貧乏臭い気がして本当に嫌でした。しかし現実は切ったチューブに残る薬の量は結構あるもので、場合によっては毛量の少ない方は足りてしまう事もあるのです。チューブに残った時は絞った側のチューブを蓋にして又使えるように保管します。

作業の最中に無くなるとその度チューブを切って使う事は大変面倒な事ですが、薬を絶対に無駄にしないという心構えは感心してしまいます。

ヘアダイの薬の塗布量の規定はありますがそれはどこの店にもあることですが、ここでは残してしまった薬は箱に記載された薬の番号の切り抜きを全種類作っておき、残った薬カップにラップを被せその上にそれを乗せて目印とし、他の人に使ってもらうようにします。

すばらしい考え方ですが、余り時間が経った薬を使いまわす事は理論上問題ありだと思っています。単に薬の量を割り増しするだけで効果的には間違っている気がします。ひどい時は前の日使った薬も置いときます。

そして薬の1日の分も決まっています。使いたい薬が切れた時はそこにある薬を調合してそれに近いものを作り間に合わせながら1日のお客様分を消化します。これも薬が殆どなくなっている状態の時は余りに困って頭にくることもありました。

こんな感じでとにかくビックリなんです。でもお客様からのカラーの需要はかなり多い事は確かです。

薬はこの会社用の特別発注なのでかなりの低コストだと思います。

色んな面で勉強になる会社です。

次はパーマについてお話したいと思ってます・・・


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